F3B機の各舵の動き

F3B機は海外の完成機が多いので基本的にはそれぞれの機体の設定に合わせます。
しかしそれに捕らわれ過ぎると飛ばしにくい機体になってしまう危険性があります。

エレベーター
プリセットトリム フライトコンディション(フライトモード)毎にエレベーターのニュートラル位置を合わせる。(機速を設定する)
エンドポイント  最大舵角はフライトコンディション(フライトモード)毎に合わせると飛行が容易になります。
           TASK A 少なくとも60度バンクのサーマル旋回が確実に行える舵角が必要です。
           TASK B フルバラストでクイックなターンをする為、TASK Aよりも大きくなります。
           TASK C スティックフルアップで減速の少ない旋回半径に合わせます。
                  (翼型、重心位置、空戦フラップの量により大きく変わります)
ラダー
最大舵角は、機体の説明書を基準に!
エルロンからラダーへのミキシング フライトコンディションにより変わります。(エルロンディファレンシャルの量と関連性があります)
           TASK A 80~100%
           TASK B 60~80%
           TASK C     0%(AFR、EPAも0%にすると良い。あるいはD/R0%)
エルロン
ディファレンシャルの設定が重要
フライトコンディション毎の設定、キャンバーの量により可変すると良い(キャンバー大でディファレンシャルも大)
ヨー方向の安定性が少ないのでエルロンのディファレンシャルをしっかり合わせる。(特にTASK C)
フラップ
単独で動かすことは無く、エレベーターからのミキシングやキャンバー、バタフライミキシングで動きます
キャンバー
フラップとエルロンを同時に上下させキャンバーコントロールします
送信機のサイドレバーでコントロールすると操作し易い
フライトコンディション毎にニュートラル、動作量を可変させる(操作VRをコンディション毎に変えると良い)
キャンバーと同時にエレベーターのニュートラル位置を動かすと、サイドレバーで機速の設定を行うことが出来る
バタフライ
スロットルスティックを下げるとフラップがさがって、エルロンが上がるミキシング
動作角は機体によって違うが、フラップは最大で60~80度くらい下げます
スイッチによる動作の場合姿勢変化が大きく出たり、機速の変動が大きすぎて指定点着陸が非常に難しくなってしまいます
バタフライ動作の動作量によりエルロンのディファレンシャルを変えると(バタフライ大でエルロンディファレンシャル小 バタフライ最大でエルロンディファレンシャルマイナス100%)